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知覧
知覧特攻平和会館
特攻平和観音堂・特攻銅像・母の像・特攻平和会館の由来(2)
昭和20年連合軍による飛石進攻作戦はすさまじく,戦局は急速に衰退の一途をたどりつつあった。同年3月26日,敵は遂に沖縄防衛戦の一角,慶良間列島に上陸を開始するにおよび戦局は最悪の事態を迎えた。そこで,これまでの敗勢を一挙に挽回する手段として,世界戦史にその類例をみない一機よく巨艦を屠る,必死必中の体当たり攻撃が敢行された。沖縄特攻で散華された1,036柱の隊員のうち,第6航空軍は知覧基地を主軸に万世・都城・その他の基地から,第8飛行師団は台湾各基地から,義烈空挺隊は健軍基地(熊本)から出撃した。
知覧町では,これら特攻勇士が身を以て示された崇高至純の殉国精神を顕彰,ご英霊をお慰め申し上げ世界の恒久平和を祈念するため,関係将士ならびに念願を同じくする有志一同の浄財をもって,知覧町旧飛行場後に“特攻平和観音堂”を昭和30年9月28日に建立し観音像を安置している。
その後の浄財は,昭和49年,平和の守護神として大空にそびえたつ特攻銅像「とこしえに」となり,昭和50年,崇高なご遺徳をしのび恒久の平和を願う特攻遺品館(昭和57年改装)や,昭和57年,特攻隊員が出撃前夜,今生最後の夢を結んだ三角兵舎の復元(特攻平和会館東隣)となった。
又,昭和61年には,「とこしえに母と共にやすらかに」の願いをこめて,母の像を前田将氏(熊本県)が建立された。以来,年毎にふえる観覧者や遺品類に特攻遺品館が手狭になり,知覧町が,まちづくり特別対策事業により昭和60年度から2か年継続で知覧特攻遺品館を知覧特攻平和会館と改称して新築した。
更に,平成16年5月には,第50回知覧特攻基地戦没者慰霊祭を記念して,篤志家の大口浄財のご喜捨と併せ,町有林の杉・桧の銘木を払い下げてもらい,木造銅版葺に改築。しめやかな中にも,厳粛な落慶法要が営まれた。
これらの施設は,特攻勇士が安らかに眠られる特攻平和観音堂とともに,日本民族の平和への象徴として知覧木佐貫原原頭(旧陸軍特攻基地跡)に永遠に光り輝くことでありましょう。
【関連する項目】
・ 知覧特攻平和会館について
・ 特攻平和観音の由来
・ 知覧鎮魂の賦
・ 展示されている戦闘機「疾風」
・ 展示されている戦闘機「飛燕」
・ 展示されている戦闘機「零戦」
・ 展示品紹介
・ 若き特攻隊員
・ 戦史資料室
・ 復元された一式戦闘機「隼」
・ 特攻平和観音堂・特攻銅像・母の像・特攻平和会館の由来(1)
・ 特攻平和観音堂・特攻銅像・母の像・特攻平和会館の由来(2)
・ 会館のご案内
お問い合わせは、総務部知覧特攻平和会館
〒897-0392 鹿児島県南九州市知覧町郡17881番地
TEL.0993-83-2525 FAX.0993-83-4859
2007年09月25日更新
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