更新日:2017年12月1日
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水車からくりは,水車を動力としたからくり人形で全国でも薩摩半島南部の万之瀬川流域にのみ伝わる民俗芸能です。その中でも豊玉姫神社の六月灯(7月9日・10日)に上演されるからくりは,多くの人形で構成され人形の手足が動きストーリー性のあるものです。
毎年異なる演目で上演され,知覧地域の夏の風物詩として多くの見物客でにぎわいます。
毎年7月9日~10日 9時00分~22時00分
豊玉姫神社境内の「水からくりやかた」
毎年変わります。
豊玉姫神社 からくり仕事処
電話 0993-83-4335
豊玉姫神社の6月灯で,水車の動力を利用した「からくり人形」が上演されます。
これは,全国でも鹿児島にしかない貴重な文化財でもあります。
江戸時代からの行事で,毎年多くの観客で賑わいます。途中戦争で途絶えていましたが,昭和54年(1979)に復活し今年で33作目となります。毎年神話やおとぎ話に基づいて違う演目で上演され,約30~40cmのたくさんの人形たちが水車の動力で,木製の歯車やテコの応用により,前後左右に動いたり,首を振ったり両手両足を動かして,とても水が動力源とは思えない細かい動きをします。
昭和58年(1983)には,鹿児島県より「知覧の水車からくり」として有形民俗文化財の指定を受け,昭和59年(1984)には,国より「薩摩の水からくり」として無形民俗文化財の選択を受けています。
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