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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化振興 > 文化財 > 頴娃地域 > 【県指定名勝・天然記念物】番所鼻の溶結凝灰岩の環状プール

更新日:2023年6月1日

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【県指定名勝・天然記念物】番所鼻の溶結凝灰岩の環状プール

番所鼻1

南九州市頴娃町別府にある番所鼻自然公園のプール状の地形は、江戸時代に編纂された「三国名勝図会」に「長手崎池」という呼び名で登場し、内側の円形の池を「内池」、外側の半分ほどが海に隠れている池を「外池」と記されています。

このような環状の岩礁は、数十万年前の阿多カルデラに由来する溶結凝灰岩が、下部が浸食されて空洞化し、天井が陥没してできた環状岩礁であると考えられています。海岸を歩くと、陥没した岩礁の縁となる部分や、崩落した天井部分の岩の塊などを観察することができます。

江戸時代から知られた景勝地であること、差別浸食と海水準変動の相互作用によって形成された、全国でも珍しい岩礁地形であることから、令和2年4月に鹿児島県の名勝及び天然記念物に指定されました。

番所鼻3

〇阿多カルデラ下の空洞

番所鼻2

 

お問い合わせ

担当部署:文化財課文化財係

電話番号:0993-83-4433

FAX番号:0993-83-3055

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