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更新日:2022年8月9日
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南九州市頴娃町郡の個人宅には,江戸時代に作られたとされる薩摩琵琶が伝わっています。
薩摩琵琶とは,盲僧琵琶(日本の琵琶楽の一つ)として使用されていた琵琶を,島津家の中興の祖といわれる島津忠良(日新公)が命じて,それまでの琵琶とは異なる琵琶に改造させたものといわれています。江戸時代には,諸国の大名に披露されるなど全国に知られるようになり,薩摩藩主島津忠義は,自作の薩摩琵琶を皇室に献上するほど親しまれていました。
現在はミュージアム知覧で展示しています。