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更新日:2017年12月5日
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知覧城は武家屋敷群から南へ約1km,シラス台地の崖を最大限に利用し,その規模・まとまり・残りの良さで南九州を代表する山城です。
麓の武家屋敷の母体ともなっており,平成5年に約24ha(全体約41ha)が国指定となりました。
築城年代は不明ですが,記録によれば文和2年(1353)足利尊氏によって島津忠宗の三男,佐多忠光に知覧の領地が与えられています。以後佐多氏の居城として知られています。
城の構造は,本丸・蔵之城などを中心とした曲輪群(平坦地)とそれを取巻く東ノ栫・式部殿城など周辺の曲輪群から形成されています。城と城の間には深い空堀がめぐり,それぞれが独立しているのが特徴です。
城内にはL字状に曲った枡型虎口(出入り口)や土塁,やぐら台,横矢など防御施設が築かれています。
※写真の観音像は平成16年度に蔵之城の虎口付近から発掘されたものです。
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