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更新日:2022年8月14日
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大通寺は,伴姓頴娃氏の菩提寺で,文明年間(1469~1486)に建てられ,寺は江戸時代まで存在したと思われます。
現在,大通寺跡には伴姓頴娃氏4代兼洪夫妻・5代兼友・6代兼堅側室・7代久虎の墓塔群5基と大通寺5代住職俊承大和尚禅師をはじめ,歴代住職の墓塔群14基が残っています。
※伴姓頴娃氏・・・応永2年(1420年)から8代170年間にわたって頴娃を治めた。
大通寺跡は,現在共同墓地として主に麓集落上手の住民が使用しています。ここが寺跡であることは,地名および江戸時代の諸記録によって知ることができます。
「頴娃村里改帳」や「頴娃郷旧蹟帳」などの記録は,大通寺が町高札場から北々東の方角460m,地頭仮屋から東北東の方角570mの場所に位置したことを伝えており,それはだいたい現在の大通寺墓地の東辺にあたります。したがって現在の墓地はその寺域の一部であったことが推察されます。
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