ホーム > 子育て・健康・福祉 > 健康 > 感染症 > 新型コロナウイルス感染症対策について > 新型コロナワクチンの(生後6か月から4歳)乳幼児ワクチン接種について
更新日:2022年11月7日
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オミクロン株流行下において、新型コロナウイルス感染症に感染した小児(11歳以下)の数は増加しており、感染者数に占める小児の割合は高い水準にあります。また、小児の重症例や死亡例の割合は、高齢者等に比べれば少ないものの、感染者数の増加に伴い、重症に至る症例数が増加傾向にあること等が報告されています。
加えて、ワクチンの有効性について、オミクロン株流行下においても効果が期待でき、安全性についても、大きな懸念はないとされ、小児接種(5歳~11歳)と同様に乳幼児(6か月~4歳)を対象にした新型コロナワクチンの接種が実施されることとなりました。
(厚生労働省)パンフレット 生後6か月から4歳の保護者の方へ(PDF:1,631KB)
南九州市に住民登録がある,生後6か月~4歳の方です。
ファイザー社の6か月から4歳用のワクチン(PDF:1,020KB)を接種します。乳幼児用のワクチンです。
1回目接種⇒3週間の間隔⇒2回目接種⇒8週間の間隔⇒3回目接種
※初回接種については、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に4歳だったお子様が、3回目の接種時までに5歳の誕生日を迎えた場合、3回目接種にも1回目と同じ乳幼児(6か月~4歳)用ワクチンを使用します。
※1回目の接種時時点で,5歳になるお子様は,(5歳~11歳)小児用のワクチンになります。
※1回目の接種からの間隔が3週間を超えた場合または2回目の接種からの間隔が8週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目または3回目の接種を受けてください。
(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、インフルエンザの予防接種を除く他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。
令和5年3月31日まで (令和4年11月1日現在における国が定めた期間です)
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
対象者のお子様へ接種券を発送しています。令和4年11月2日発送予定
※ただし,生後6か月になられるお子様については,生後6か月になる前月頃に順次送付予定です。
(例)令和4年8月生まれのお子様⇒令和5年2月に生後6か月となるので⇒令和5年1月に接種券送付
市内の接種医療機関については,接種券に同封の接種医療機関一覧をご覧ください。
下記をご覧ください。
乳幼児ワクチン接種の予約については,電話(コールセンター)のみとなりますのでご了承ください。
(厚生労働省)新型コロナワクチンQ&Aより
乳幼児(生後6か月~4歳)の接種にはどのような副反応がありますか。(外部サイトへリンク)
新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われた上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。ただし、16歳未満の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。詳しくは、「新型コロナワクチンQ&A」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
幼稚園・保育所等で、周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをしたりすることのないようお願いいたします。
忘れずにお持ちください。
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
(関連リンク)コロナ相談かごしま(24時間、土曜日・日曜日・祝日も対応)
(厚生労働省)新型コロナワクチンQ&A(乳幼児接種 生後6か月~4歳(外部サイトへリンク))より
乳幼児においても重症例が確認されており、基礎疾患がない乳幼児でも死亡する例があります。有効性や安全性、感染状況を踏まえ、乳幼児を対象にワクチン接種を進めることとされました。
ファイザー社のワクチンは、生後6か月~4歳の乳幼児においても、オミクロン株等に対して、中和抗体価の上昇や発症予防効果が確認されています。
生後6か月~4歳で接種する有効成分の量は、5~11歳で接種する量の2分の1、12歳以上で接種する量の6分の1になります。接種回数は他の年代と異なり3回で1セットであり、2回目は1回目の接種から3週間の間隔で、3回目は2回目の接種から8週間経過した後に接種します。
接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
3回の接種の途中で5歳の誕生日を迎えた場合も、生後6か月~4歳用のワクチンを接種します。
乳幼児用のワクチンは、現時点で初回接種として臨床試験が実施されており、合計3回接種の用法で薬事承認がなされています。