更新日:2018年2月6日
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南九州市市制施行10周年記念男女共同参画シンポジウムが1月28日、南九州市知覧文化会館において開催され、市内外から約400人(10代~90代)の参加がありました。
総合司会にはオフィスピュアの髙﨑恵さんを迎え、盛大にスタートしました。
まずは川辺高校音楽部(顧問:下園俊郎先生)、川辺中学校吹奏楽部(顧問:堀切紗耶先生)の皆さんによるオープニング。
「世界に一つだけの花(SMAP)」、「明日はきっといい日になる(高橋優)」
「タッタ(ゆず)」、「ええじゃないか(ジャニーズWEST)」、「南九州市民歌」
素晴らしい演奏とパフォーマンスに会場も大変盛り上がりました。
主催者挨拶として南九州市長 塗木 弘幸が挨拶を行いました。
主催者挨拶後は、テレビでもおなじみの社会学者 古市憲寿さんの基調講演。
古市さんのお父様は同市川辺町出身。そういったご縁もあり今回快く講演をお引き受けくださいました。
演題は「男女共同参画から考える地方の幸福」。
幸福度や現代社会の問題等を例に挙げ,「今の日本女性は頑張りすぎ」,「男性も女性もきちんとしすぎるのではなく,できる人ができることをやればいい」,「ほどほどが大事」との持論を展開。
「地方には東京などにはない魅力もあり,幸福もすでに地方にある」とも訴えました。
また,時には交遊のある芸能人の話題も交え,会場は終始温かい笑顔に包まれました。
講演後は,頴娃の特別養護老人ホーム涼松施設長岡村もも子さんが「そよ風事業」についての事例発表を行いました。
「そよ風事業」は,男女共同参画という視点からも,各々の特性を活かし,性別や年齢,障害の有無等に関係なく一人ひとりの違いを認め合い,多様な住民が支援の必要な人を見守り,支え合う社会の実現を目指す活動として,大変注目されています。
会場からは「このような取り組みが他の地域にも広がってほしい」との声が多くありました。
今回のもう一つのメインイベントであるパネルディスカッション。
鹿児島大学副学長の武隈晃コーディネーターのもと,5人のパネラーがそれぞれの立場で現状や課題について活発な討論を繰り広げました。
最後は、南九州市企画課長山脇勝次の挨拶により閉会しました。
この度のシンポジウムが大成功に終わりましたことに対し、ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、すべての方に対し感謝申し上げます。
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