南九州市新庁舎の敷地内のテナント計画エリアに関するサウンディング型市場調査の結果について(概要)
本市では,令和8年5月の開庁を目指し,南九州市役所の新庁舎建設を進めており,令和5年3月に南九州市新庁舎建設基本設計書 ,令和6年3月に南九州市新庁舎建設実施設計書を策定したところです。
基本設計書及び実施設計書には新庁舎の敷地の一部を 「テナント計画エリア」として位置づけており,民間活力を活用して新庁舎を補完する機能をこのエリアに導入することを計画しています。
そのような機能を導入することにより,来庁者等の利便性を高め,多くの人が気軽に立ち寄れる市役所を目指しています。
これを受け,このエリアについて,不動産市場におけるポテンシャルや民間事業者が参加しやすい公募条件等を把握 ,整理するため民間事業者の皆様から様々な提案や意見をお聞きするサウンディング型市場調査を実施しました 。
本調査の結果をとりまとめましたのでその概要を公表します。
実施概要
事前説明会
- 開催日:令和6年8月19日(月曜日)
- 参加者:2者
- 場所:現地(テナント計画エリア),南九州市役所知覧庁舎東別館3階会議室
個別対話(サウンディング)
- 開催日:令和6年10月30日(水曜日)
- 参加者:2者
- 場所:南九州市役所知覧庁舎東別館3階会議室
個別対話の内容
事業手法について
- 事業用定期借地が事業手法として最適
- 契約期間は20年以上にしてほしい
- 貸付面積(3,182.34平方メートル)は,事業実施において十分な面積
- 複数店舗の場合は,土地の分割契約や中途解約が可能な条件にしてほしい
- 契約からオープンまでの期間及び契約満了から建物解体期間は,賃料が発生しない条件にしてほしい
事業の時期について
- 令和8年5月の着工(現在の予定)であれば問題ない
- 新庁舎建設の進捗状況により着工時期が遅れる場合は,早めの情報提供を求める
- 着工時期が遅れた場合は,店舗のオープン時期,人員の確保,建設コストの増加等の懸念がある
テナント計画エリアに求める機能について
- 市が求める具体的な機能及びその広さを明確にして公募時に提示してほしい
- ひまわりバスの待合等を兼ねるスペースや地域のPRスペースを店内に設けることは可能
- 複数店舗の場合は,一つの店舗でその機能を導入すれば良いという条件にしてほしい
- 当該機能の面積分は賃料の減免があるとよい
その他
- 24時間営業可能にしてほしい
- 新庁舎エリアとテナント計画エリアの管理区分は明確にわけた方がよい
- テナント計画エリア沿いの街路樹(銀杏),灯篭は,店舗の視認性に影響がでるため,移設,伐採等の検討してほしい
今後の予定
民間事業者の皆様からいただいたご意見を参考に,令和7年度以降の民間事業者の公募に向けて南九州市新庁舎の敷地内のテナント計画エリアに導入する機能や民間活力を活用した事業のあり方等の検討を行います 。
南九州市新庁舎の敷地内のテナント計画エリアに関するサウンディング型市場調査結果概要 (PDFファイル: 183.5KB)
この記事に関するお問い合わせ先
【新庁舎建設推進課 新庁舎建設推進係】
電話番号:0993-83-2511
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更新日:2025年02月06日
公開日:2025年01月14日