【市指定有形】媽祖の画像

更新日:2023年12月01日

公開日:2023年09月27日

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中国生まれの媽祖神は,航海者を風波から守り,平安の旅をもたらしてくれる海の女神として人々の崇敬を集めていたと言われています。

この「媽祖の画像」は,江戸時代に描かれた現存唯一の絵画作例と思われます。媽祖の冠や髪型,帯刀従者の服装などは日本的な図柄となっており,外来神の表現が江戸時代後期には日本化していたことが判る貴重な資料です。

手前に斧や棒を持った鬼の形相をした二神が立ち、奥の左側にピンク色の着物を着た女性、右側に刀を持った従者の男性を従え、大きな切り株の上に赤や緑色の大きな冠を被って立っている媽祖が描かれた掛け軸の写真

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