【市指定有形】大野嶽神社仁王像・狛犬・鳥居

更新日:2025年08月12日

公開日:2023年12月01日

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石鳥居の手前左右に2体の狛犬、その手前に1対の仁王像が立ち、右側は頭部のない仁王像が立っている大野嶽神社の写真

写真右:頭部のない仁王像
写真中中央:狛犬

頭と腕が折れて無くなっている仁王像の胴体をアップで撮影した写真
目が大きな狛犬をアップで撮影した写真

大野嶽の頂上近くに大野嶽神社があります。

この神社には,多岐理昆賣命(たぎりひめのみこと)・熊野大隅命(くまのおおすみのみこと)・活津彦根命(かくつひこのみこと)を祭ってあります。
また,仏様を祭ってある神仏混合の神社でした。

その関係で,ここに元禄年間(1688年から1703年)に建てられたと思われる仁王像一対が廃仏毀釈のときに打ち壊され,現在は一体の頭部がありません。

大野岳の頂上からは,南薩台地が一望のもとに見渡せ,ハイキングコースとして適当な場所です。

※廃仏毀釈:明治のはじめ,仏教を排斥しようとして寺などを壊したこと。

地図

大野嶽神社と仁王像の位置を赤枠で示した略地図

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