【市指定有形】耳原六地蔵塔
耳原集落にある六地蔵塔は,石塔の一つで,室町時代の天文年間(1532年~1554年)に作られたものです。構造は下から基礎・塔中・中台・宝珠の部分で構成されています。六角の宝珠には,六体の地蔵菩薩が刻まれています。塔中には,「頴娃郡(えのこおり)」や「自耕(じこう)」の文字が刻まれています。当時,自耕祐田(じこうゆうでん)という五山文学の流れを組む学僧がいました。

下から基礎・塔柱・中台・龕部、笠、宝珠の部分で構成され、中台と笠が十二角形の特徴を持っている、標柱と説明板の間に立つ耳原六地蔵塔の写真の拡大画像 (JPEG: 128.9KB)
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更新日:2023年12月01日
公開日:2023年09月26日