【市指定有形】永正の板碑
元々,御領木之元の字榎迫の用水路堤にあったもので,堤が決壊したため現在は頴娃歴史民俗資料館に保存・展示されています。
この板碑は,死者を供養するために室町時代の永正14年(1517年)に作られたものです。梵字「ア」(=胎蔵界大日如来を意味する)と「権律師快彗(ごんのりつしかいけい)」という文字が刻まれています。南薩地方の板碑の形状の移変わり等,地方の特色を知る上で,貴重な資料です。

所々かけたり削れたりしているスケートボードのような形の板に文字が刻まれている永正の板碑の写真の拡大画像 (JPEG: 237.0KB)
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更新日:2023年12月01日
公開日:2023年09月28日