釜蓋参り(釜蓋神社)

更新日:2025年01月06日

公開日:2025年01月06日

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釜蓋神社

釜蓋神社正面写真

釜蓋参り

釜蓋参り(二十三夜待ち)は,正月・5月・9月の二十三日の晩に月の出を待つ行事のことです。

釜蓋神社に参拝して出稼ぎ者,厄年に当たる人たちの安泰を祀る祭りがありました。

釜蓋神社について

正式名称は,射楯兵主(いたてつわものぬし)神社です。
祭神は素戔鳴尊です。

伝説では,開聞岳におられた天智天皇・大宮姫夫妻が御領の安東実重中将を訪ねた際に,接待のために蒸していた米の釜の蓋が吹き飛び大川に落下しました。
人々はこれを神としてまつるようになったとされています。

現在では,釜の蓋を頭に乗せて鳥居から拝殿まで落とさずに行ければ願いが叶うとされ,多くの観光客が訪れるパワースポットになっています。

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伝承

釜蓋神社は負け戦の中で釜蓋をかぶって難を逃れたという伝承があります。

戦時中には,釜蓋神社の神にあやかり,近隣の出征兵は,家を出るときに,釜蓋や鍋蓋を2人が手に持ち蓋と蓋をあわせて下をくぐったり,釜蓋でなでられたりしてから家を出発し危機を逃れたといわれています。

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