【市指定史跡】旧知覧飛行場掩体壕

掩体壕(えんたいごう)は敵の爆撃から飛行機を守るための防空壕です。
斜面を利用したり,土を盛ったりして馬の蹄鉄型の壕を造りました。
天井はなく,擬装といって,杉の幼木を切り,機体に立てかけて敵の目を欺きました。
杉が枯れて茶色になるとまた緑の幼木を立てかけました。
擬装は主に女子挺身隊員の仕事でした。
戦後80年の節目と,太平洋戦争の沖縄戦が終結したとされる「慰霊の日」に合わせ,令和7年6月23日に市指定の文化財に指定されました。
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更新日:2025年08月12日
公開日:2025年08月05日