【市指定無形民俗文化財】下山田西豊年太鼓踊り

更新日:2024年10月09日

公開日:2024年10月09日

ページID: 7759
太鼓踊りの写真(中入りの様子)

中入りの写真

勝目地域に伝わる4つの太鼓踊りの一つ。

文禄・慶長の役(朝鮮出兵)に従軍した山田郷の武士たちの帰還(帰陣)を祝った踊り。

踊り手は,中入り4名とワッデコ(脇太鼓)約30名で構成されています。

ワッデコは頭に鉢巻をしめ,浴衣にタスキ,脚絆(きゃはん),草鞋(わらじ)の服装で,胸の位置に太鼓を固定します。
背負った木製の刀や薙刀は,刃側を黒く背側を白く塗り,武器が刃こぼれした様子を表現しています。
中入りは,鉦(かね)2人とイリコ(小太鼓)2人で振袖にたすき,花笠をかぶり,袖を大きく振りながら踊りの調子を整えます。

特徴(見どころ)

曲目は,下山田東区太鼓踊りとほぼ共通ですが,呼び名や曲順,唄の歌詞に違いがあります。

特に「衣装見せ」と呼ばれる演目は,中入りの4人だけが踊るもので下山田西独特のものです。

この記事に関するお問い合わせ先

【文化財課 文化財係】
電話番号:0993-83-4433
メールでのお問い合わせはこちら