平山南方神社(石段)
平山南方神社入口写真
神社について
江戸時代から飯倉神社とならぶ川邊郷の重要な神社で,麓の郷士たちと,平山・田部田・永田の人々が信仰していました。
創建された年代は不明ですが,室町時代から江戸時代にかけて,島津家歴代当主や地頭が社殿等の建物を建立した際の棟札が残っていました。
江戸時代,神官は春田氏がつとめており,旧暦9月の例祭に平山・田部田・永田の人々が太鼓踊りを奉納していたようです。
現在は,2年に1度,平山太鼓踊りが奉納されています。
石段について
川辺商店街から平山南方神社へのぼる石段は,江戸時代の安永6年(1777年)に平山・田部田・永田の3つの村の人々が中心となって造られたものです。
石段の前から南へ向かっている道は「前田馬場」といい,神社の表参道です。
平山太鼓踊りは,この道を通って神社へ踊りを奉納しています。
かつては,現在の平山中交差点のところにも鳥居があったと伝えられています。
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更新日:2025年03月06日
公開日:2025年03月06日