手足口病について
手足口病とは
口の中や、手足などの水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。幼児を中心に夏季に流行が見られます。
症状
ウイルスに感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3ミリの水疱性発疹が出ます。
患者の3分の1程度で発熱が見られますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。
感染経路
- 患者の咳やくしゃみによる飛沫感染
- 患者の水疱からの接触感染
- 患者の便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染する糞口感染
予防について
一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりすることと、排泄物を適切に処理することです。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員と子ども達がしっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換するときには、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はしてはいけません。
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更新日:2023年12月01日
公開日:2023年12月01日