特定健診・特定保健指導
特定健診は,生活習慣病のリスクを高めるメタボリックシンドロームに着目した健診です。
メタボを早い段階で発見・予防し,自分の健康を守るためにも,年1回は特定健診を必ず受診しましょう。
原則として,対象とならない方以外への通知をとめることはできません。
通知は住所地に送付します。
健診に持っていくもの
- 受診券(ご提出いただいた調査票に基づき,事前に送付いたします。)
(注意)受診券を紛失された方は再発行いたしますので,保険担当窓口までご連絡ください。 - 受診料
- マイナンバーカード・国民健康保険証・資格確認証のどれか一つ
特定健診の対象となる方
- 当該年度において40歳から74歳になる方で,4月1日時点に南九州市国民健康保険に加入しており,受診日現在引き続き加入している方。
人間ドック等補助金交付申請をされる方は健診内容が重複するため,特定健診を受けることはできません。
なお,次に該当する方も,健診の対象となりません。
特定健診の対象者とならない方
- 妊娠中の人,又は出産後1年未満の産婦の方
- 刑事施設,労役場,その他これらに準ずる施設に拘禁されている方
- 病院又は診療所に6か月以上継続して入院している方
- 障害者自立支援法に規定する障害者支援施設に入所している方
- 老人福祉法に規定する養護老人ホーム又は特別養護老人ホームに入所している方
- 介護保険法に規定する特定施設に入居又は介護保険施設に入所している方
- 特定健康診査に相当する他の健診(人間ドックや労働安全衛生法に基づく事業主健診等)を受け,市に結果データを提供できる方
申し出があれば,受診できる場合があります。
保険担当窓口までお問合せください。
受診方法
特定健診には集団健診と個別健診の2種類があります。
事前に意向調査のため各世帯に「健康診査受診調査票」を配布しますので,記入後各自治会長へご提出ください。
未回答の場合でも,集団もしくは個別健診の受診券を送付します。
集団健診(保健センター)
お住まいの地区を管轄する保健センターでの実施となります。
期間等の詳細につきましては,送付される通知をご覧ください。
個別健診(医療機関)
南九州市が契約している市内協力医療機関で受診できます。
なお,医療機関によっては,混雑状況等により即日の受診が出来ない場合もありますので,事前に医療機関へご確認ください。
特定健診の期間
集団健診
例年7・8月頃実施
頴娃・知覧・川辺の保健センターで実施します。
個別健診
例年6月から8月の3か月間,医療機関の混雑を避けるため,月ごとに各地区を区切って実施します。
未受診者健診(脱漏健診)
上記の実施期間において未受診の方を対象に実施します。
期間等の詳細につきましては,送付される通知をご覧ください。
- 集団健診:10~11月頃
- 個別健診:11~12月
主な検査項目
全員に実施する項目(基本項目)
- 診察:問診,身体計測(身長,体重,腹囲,BMI),診察,血圧測定
- 脂質:中性脂肪,HDLコレステロール,LDLコレステロール
- 肝機能:AST(GOT),ALT(GPT),γ-GT(γ-GTP)
- 糖代謝:尿糖,空腹時血糖もしくはヘモグロビンA1c
- 腎機能:血清クレアチニン,尿たんぱく
医師が必要と判断した場合に実施する項目(詳細項目)
貧血検査,心電図,眼底検査
受診料
800円(ただし,40歳節目の方は無料)
すでに健診・検査等を受けられている方
受診券が届いた方で,すでに職場で健診を受けた,定期的に血液検査を受けている(南九州市外の医療機関も含む)方は,情報提供をしていただくことで特定健診を受けたこととみなされます。
情報提供へのご協力をよろしくお願いします。
特定保健指導とは
特定健診の結果,保健指導が必要だと判断された方に対しては,特定保健指導が行われます。
メタボリックシンドロームのリスクに応じて「動機付け支援」,「積極的支援」,「情報提供レベル」の3つに分けられ,生活習慣病を防ぐためのさまざまな支援を行います。
特定保健指導の流れ
その1
お一人ずつに担当スタッフ(保健師・看護師・栄養士)がつきます。
その2
3~6ヶ月間,皆さんが決めた目標に向かって,親身に丁寧に支援していきます。
その3
色々な方法を選べます。
例えば
- 面接
- 電話
- メール
自由に組み合わせられます。「出来るときに,出来ることを…」
その4
成果:6ヶ月の支援で,利用者の4~5割の方に体重・体脂肪・腹囲の減少がみられています。
添付書類
この記事に関するお問い合わせ先
【市民生活課 保険係】
電話番号:0993-56-1111
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2025年01月07日
公開日:2023年12月01日