ゼロカーボンシティ宣言
令和4年2月15日の定例議会において,南九州市は2050年までに温室効果ガスの総排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
背景
近年,気候変動が一因と考えられる異常気象が世界各地で発生しています。我が国においても,激甚な豪雨や台風災害,猛暑が頻発しており大きな影響を受けています。こうした気象災害等を背景に2020年11月に衆参両院において,「気候非常事態宣言」が決議されました。
2018年に公表されたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告書では,世界全体の平均気温の上昇が2℃を十分下回り,1.5℃の水準に抑えるためには,二酸化炭素排出量を2050年までに実質ゼロにすることが必要とされています。この報告書を受け,世界各地で,2050年までのカーボンニュートラルを目標として掲げる動きが広がっています。
我が国は,2020年10月に内閣総理大臣がカーボンニュートラル,脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。また,2021年4月には,2050年カーボンニュートラルと整合的で野心的な目標として,2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すこと,さらに50%の高みに向け挑戦を続けることを表明しました。
ゼロカーボンシティとは
「2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を表明した都道府県または市町村」のこと。
南九州市の温暖化対策の取り組み
地球温暖化防止実行計画(事務事業編)
地域における一事業者として,後世に負の遺産を残さないため,2010年に「南九州市地球温暖化防止実行計画」を策定し,温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
今後の取り組み
公共施設の省エネルギー化の推進や再生可能エネルギー設備の導入検討などを進めるとともに新たな施策を調査研究し,更なる温暖化防止に取り組みます。
宣言書
南九州市「ゼロカーボンシティ」宣言書 (PDFファイル: 760.0KB)
環境大臣からのメッセージ
この記事に関するお問い合わせ先
【市民生活課 環境保全係】
電話番号:0993-56-1111
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更新日:2023年12月01日
公開日:2023年12月01日