豊玉姫神社




知覧町郡に鎮座される地元に愛される神社で,信仰の厚い安産祈願を始め,祈願の際は多くの参拝客が訪れます。
また,例年7月には国の無形民俗文化財に選択されている伝統芸能「薩摩の水からくり」が上演され,神社前にある用水路の水車を動力源として一場の芝居をからくり人形が演じます。
詳細は,以下の「豊玉姫神社のホームページ」,「豊玉姫神社 水からくり」をご覧ください。
施設情報
〒897-0302
南九州市知覧町郡16510番地
電話:0993-83-4335(豊玉姫神社社務所)
駐車場
30台程度
初詣など祈願が重なる場合は,非常に混み合います。
駐車場に限りがございますので,周辺警備員の指示に従ってください。
路上駐車は,しないようお願いします。
トイレ
あり
社務所
9時から16時
※在社情報は,以下の「豊玉姫神社のホームページ」をご確認ください。
授与所
- おみくじ:100円,200円
- 御朱印:500円
- 御朱印帳:1,500円
ほか,お守りやお札など多数揃えております。
詳細は,以下の「豊玉姫神社のホームページ(参拝される方へ)」をご覧ください。
豊玉姫神社について
以下は,豊玉姫神社のホームページより引用しています。
御祭神
- 豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト):主祭神
- 彦火々出見命(ヒコホホデミノミコト):夫神
- 豊玉彦命(トヨタマヒコノミコト):父神(海神・綿津見神)
- 玉依姫命(タマヨリヒメノミコト):妹神
豊玉姫神社の伝説
海の神である綿津見神(豊玉彦命)には二柱の娘がおり,姉の豊玉姫命は川辺を,妹の玉依姫命は知覧を治めることとなりました。
その際,衣の郡(頴娃や指宿市開聞のあたり)をご出発され,知覧の取違にお泊りになっています。
知覧に向かう予定だった玉依姫命は,川辺が水田に富むことをお知りになり,米を玄米のまま炊くほど,急いで朝食をとり,川辺へ先発されました。
一方,平常のように白米をお炊きになった豊玉姫命は出発が遅れてしまったので,やむなく玉依姫命の治めるはずであった知覧へ向かい,城山(後の亀甲城)の麓に居を定めて知覧を治められました。
つまり,姉妹の神は,それぞれ川辺と知覧とを治めることとなっていましたが,お互いの行く先を違えてしまうこととなりました。
この地には「取違(とりちがい)」という集落が今なお残り,「取違」という苗字を持つ家も多数存在しています。
その後,この地で豊玉姫命は民生を撫育された後に崩御遊ばしたので,郷民はそのご遺徳を慕って社殿を建立し,鎮守の神として崇敬したのがはじまりといわれています。
信仰
御祭神の豊玉姫命は,御顔が玉の如くご立派な方で,御子をお産みの時も安産遊ばされたそうです。
そのため,安産に関し信仰が厚いです。
また,豊玉姫命の父神豊玉彦命は,綿津見神として知られる海の神様であらせられるため,漁業に従事する方の信仰も厚いです。
地図
この記事に関するお問い合わせ先
【商工観光課 観光交流係】
電話番号:0993-83-2511
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更新日:2025年02月17日
公開日:2025年02月17日