令和7年10月号

更新日:2025年12月05日

公開日:2025年12月05日

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こんにちは市長の塗木です。

大学生に南九州市を知ってもらうために,鹿児島大学が実施している「かごしま課題解決型キャリア実習(職業体験)」に,令和5年度から参加しています。

今年は「空き家を活用した交流拠点づくりを実践する」というテーマで募集したところ,4人の学生に応募いただき,実際に南九州市内に宿泊しながら延べ10日間のキャリア実習に参加していただきました。

市は,人口減少と空き家の増加という社会問題を解決するため,行政と地域が官民連携した空き家と移住の総合相談所「CONNE(コンネ)」を開設しています。

今回は,このCONNEの協力もいただきながら,学生が市の魅力探しや地域づくりの実践者とのふれあいを通して,地域資源でもある空き家の活用についてのアイデアを考えていただき,実習の最終日には参加された4人から,「小さな町の美術室」・「不登校児もみな,魅力」・「充電するシェアハウス」・「DIY拠点シェアハウス(空き家爆速再生理論)」といったユニークなアイデアを発表していただきました。

南九州市は,空き家の賃貸比率が県内で最も低く,空き家を活用した移住定住対策が重要となっています。
今回のキャリア実習により若い方々が考えたアイデアは,南九州市が抱える課題を解決するための一つの指針となるものと思いました。

凝り固まった思考だけでは,なかなか思いつかないようなアイデアも提案いただきましたので,これから移住を希望する方が「わくわく」するような南九州市ならではの施策に取り組んでまいります。

また,活用可能な空き家を所有している方や,空き家の利用を検討している方は,是非,空き家と移住の総合相談所CONNEに,ご相談をお願いいたします。

鹿児島大学のインターン生

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