令和8年6月号
こんにちは、市長の塗木です。
5月3日、知覧特攻平和観音堂において、第72回知覧特攻基地戦没者慰霊祭が執り行われました。
全国各地から多くの遺族の方々をはじめ、市民や関係者の皆さまにご参列いただき、厳粛かつ盛大な式典となりました。
特攻隊員は、祖国を想い、家族を案じながら、若き命を懸けて南の大空へ飛び立ちました。
その尊い犠牲と崇高な精神を思いますと、胸が痛みます。
慰霊祭では遺族代表の久野正憲氏をはじめ、多くの方々が英霊への追悼の言葉を捧げられました。
私も静かに手を合わせる中で、平和の尊さと命の大切さを改めて考えさせられました。
季節が移ろい、世代が変わっても、私たちの責務は変わることはありません。
各種遺品の展示・保存活動を通じて、戦争の広報悲惨さや特攻隊員の尊い志を後世に伝えていくことは、極めて重要です。
72回もの長きにわたり、毎年慰霊祭を執り行ってきた先人の皆さまのご尽力に、心から敬意を表する次第です。
昨年度は、知覧特攻平和会館の照明環境を改善し、特に遺品室では、遺書や手紙の文字がより鮮明に見えるようになりました。
来館者からは「遺書などの意味をより深く理解できた」との声をいただいています。
現在、知覧特攻平和会館では、企画展「明日を生きる弟妹(ていまい)たちへ-兄としての最後の手紙-」を開催しており、出撃前に弟や妹に宛てた手紙を展示しています。
特攻隊員の想いや日常の一端に触れることができる内容となっています。
今日の平和な暮らしが、特攻隊員の尊い犠牲の上にあることを忘れることなく、南九州市が平和を語り継ぐまちであり続けるよう、改めて心に誓うところであります。
皆さまには、日々の暮らしの中で平和の尊さに思いを寄せ、次の世代へ語り継いでいただければ幸いです。
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更新日:2026年06月23日
公開日:2026年06月23日