令和7年3月号

更新日:2025年03月26日

公開日:2025年03月26日

ページID: 9051

こんにちは市長の塗木です。

本市の特産品と言えば,皆さんも真っ先に「お茶」が思い浮かぶと思います。
これまで南九州市は市町村単位で生産量が日本一となっていましたが,県単位でも令和6年の生産量で静岡を抜いて一位となりました。
県内そして本市の生産者の方々一層の励みになるのではないかと思っています。

さて,私がいる市長室には,永らく一本の優勝旗が飾られています。
その優勝旗は「全国茶品評会煎茶10Kの部」の産地賞を賞するもので,令和2年から5年連続で受賞していますので,実に5年間も市長室に飾られています。

優勝旗ペナントは第51回以降のものが掛けられていますが,平成9年から令和6年までの28年間のうち実に10回も南九州市のペナントで,県内の他市の受賞も含めると県レベルでは16回も優勝しています。
これを見ると,品質でも鹿児島県のお茶は,全国トップレベルであることが分かります。

そのような中,家庭での急須離れが進み,需要の低迷によりリーフ茶向けの価格も低迷していることから,本市においては農家の高齢化と相まって農家数も減少しています。
今後は,お茶農家の皆さんが安心して生産を続けるために,市場が求めている製品を供給できるような支援を行っていくことが課題となっています。

皆さんがこの記事をお読みになる頃には,お茶畑では新芽が芽吹き防霜ファンやスプリンクラーが稼働する様子をご覧になれるかと思います。
市民の皆さんも日本一のお茶の産地として,南九州市を自慢できるよう今年の新茶の消費にご協力をお願いいたします。

4月から小学1年生になる皆さんには給食でお茶がでてきます。
学校でもお家でもお茶を飲んで,お茶が大好きな子どもに育ってください。

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