石垣商店街と引札
石垣商店街
石垣商店街の旧塩屋跡
別府石垣は,明治から昭和初期にかけて頴娃における商業の中心地でした。
これは,当時の主要作物である菜種の移出や,生活用品の移入は全て船によるものだったからです。
商店街の西側にある石垣川下流沿岸には海運業を営む屋敷や蔵が立ち並び,大坂・鹿児島・沖縄・朝鮮半島からの品物を扱うお店や銀行などが石垣に集まっていました
この塩屋跡は,明治末期に建てられ,当時の石垣商店街の様子を伝える建造物です。
現在,地元のNPO法人により平成27年(2015)に古民家再生され,保存・活用が取り組まれています。
襖に貼られた明治時代の引札



引札は,明治時代から大正時代にかけて,商店が宣伝のために作っていた広告のことです。
この3枚の襖は,石垣で海運業を営んでいた浜田家に伝わったもので,明治時代後期の引札が張られています。
襖は,大黒棚の横にあったもので,商売繁盛を願って取引先の引札を貼ったと考えられます。
明治時代後期における石垣の海運業者の商取引の交易範囲や品物がわかる貴重な歴史資料です。
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更新日:2026年02月03日
公開日:2026年02月03日