青森へ行こう!ふるさとを知ろう!!【南九州市青少年国内派遣事業】
事業目的
南九州市と青森県平川市の将来を担う中学生及び高校生が相互にホームステイし,その交流を通して異なる文化や習慣に触れることにより,郷土のすばらしさを再認識し,さらに広い視野と豊かな感性を育て,南九州市の青少年活動の一躍を担う人材として育つことを目的とする。
主催
南九州市青少年国内派遣事業実行委員会(社会教育課内)
対象者
本事業に1度も参加したことがない南九州市内在住の中学・高校生で、受入れ・派遣のどちらも可能な家庭。
7月に各家庭1人ずつ受け入れていただきます。
12月に青森県平川市に派遣します。
期間
南九州市受入期間 令和6年7月27日(土曜日)~30日(火曜日)
《ホームステイ受入は,令和6年7月27日(土曜日)~28日(日曜日)》
平川市派遣期間 令和6年12月26日(木曜日)~29日(日曜日)
募集人員
定員7人(注意)申込み多数の場合は面接等により選考を行います。
負担金
50,000円 (注意)諸般の事情により変更する場合があります。
参加者の声
青少年国内派遣事業 / T O さん(令和5年度参加,参加当時高校1年生)
私がこの青少年国内派遣事業に参加したのは,二歳上の兄の影響です。中学生の頃に参加した兄から,とても楽しくて,良い経験になったと聞いて,いつか自分も参加したいと思っていました。そのため母から派遣事業の再開の話を聞いた時,すぐに参加したいと返事をしました。
まず夏に平川市の派遣生が南九州市にやってきました。私たちは受け入れる側です。ホームステイなどを通して,交流を深めました。そして冬になり,私たちが平川市に行く番になりました。
初日,朝早く知覧文化会館に集まり,出発式をしました。私は代表して挨拶をしました。とても緊張しましたが,無事にできて良かったです。その後鹿児島空港を出発し,羽田空港へ向かいました。そこまでは順調だったのですが,乗り換えて青森空港へ向かうところで,雪のため青森行きの飛行機が欠航になるトラブルが発生しました。青森に着くことができるのかと心配になりましたが,引率の方の見事な対応で,新幹線に乗ることができ,無事に青森に到着しました。ただ,平川市文化センターに17時10分に着く予定だったのですが,約3時間遅れの20時になってしまいました。これほど大きく遅れたにもかかわらず,明るく迎えていただいたことはとても印象に残っています。
私のホームステイ先は原田君のお宅でした。夜は煮干しラーメンを食べさせてもらいました。これまで目にしたこともないラーメンで,初めて食べましたがとてもおいしかったです。次の日はファミリーデーだったので,ホームステイ先の方と一日中一緒に過ごしました。午前中は原田君のお父さんの提案で雪を使って,アイスを作ることになりました。雪でアイスを作るなんて初めての経験です。どうやるのだろうとワクワクしました。牛乳や砂糖などの材料を混ぜた後,雪で冷やしながら手でかき混ぜたので,手が冷たくなったけどみんなで作ったアイスはとてもおいしかったです。その後,弘前公園で雪で遊び,お土産を買いました。とても楽しい一日でした。
次の日の全体交流日は,みんなでねぷた村を見学して実際にねぷたをつくったり,雪で遊んだりしました。ねぷたを学んだことをはじめ,そり遊びなど鹿児島ではできない体験をさせてもらい,とても良い経験になったと思います。夜は平賀駅発の弘南鉄道列車内で全体交流会を行いました。みんなで食事をした後,パートナーを探せゲームや,鹿児島弁と津軽弁でのラジオ体操などのレクリエーションをしました。どれもとても楽しくて,盛り上がりました。お互いの文化の違いを知ることで,派遣生同士の絆も深まったと思います。全体交流の後はホテルに戻りました。ホテルの大浴場の湯船にリンゴが浮いていたのに驚きました。ホテルでは南九州市のみんなとたくさん話をすることができ,仲も深まりました。
最終日の朝,お別れ式の後,平川市長を表敬訪問して,鹿児島に戻ってきました。帰る頃にはみんな青森弁の訛りがうつっていて,面白かったです。改めて派遣生として過ごした4日間は,とても楽しくて有意義な時間でした。気候や文化など,鹿児島とは全く違う環境で過ごし,学ぶことも多かったですし,何より楽しかったです。貴重な経験をさせてくださったホームステイ先の原田さんご家族をはじめ,この事業に携わった方々,ありがとうございます。
今回の経験を糧に,今後の人生に活かしていきたいと思います。
お知らせ
状況により,交流事業が中止又は内容を変更する場合があります。予め御了承ください。
この記事に関するお問い合わせ先
【社会教育課 社会教育係】
電話番号:0993-56-1111
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更新日:2024年04月08日
公開日:2023年12月01日