南九州市の「知覧茶あるある」

更新日:2025年02月25日

公開日:2025年02月25日

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南九州市の「知覧茶あるある」集めてみました!

国内最大級の茶の生産地に成長した南九州市では,市民の大半がお茶作りに関わり,お茶を中心に一年が回っています。

お茶どころならではの暮らしに根付いた「知覧茶あるある」をご紹介します。

市役所に「茶業課」があります

お茶農家さんや茶工場など,お茶にまつわるあれやこれやを全力で支援したり,知覧茶をPRしたりしています。

お茶を摘む機械があります

南九州市のお茶の生産量が多い理由の一つに挙げられるのが,お茶を摘む機械(摘採機)の普及です。

毎年6月下旬に安全かつ的確な運転操作技術の練磨と躍動する本市茶業のPRを目的として,「知覧茶乗用型摘採競技大会」が開催されます。

給食では,牛乳と緑茶がセット

学校給食に牛乳は一般的ですが,南九州市では,毎日緑茶も出されます。
子供のうちから,お茶好きにする狙いがあります。

夏の冷蔵庫には,『冷茶』が基本です

水を入れたボトルに水出し用の茶葉を入れるだけと簡単に冷茶を作れます。
水で出すと甘さが引き立つので,子供も大好きです。

茶漉しがついた専用ボトルも売っています。

学校行事は茶業で決まります

家庭訪問や運動会などの学校行事は,茶摘みの時期に合わせて日程が決まります。
特に,入学式は茶摘みの繁忙期で,式が終わり次第,お茶農家さんは畑にそのまま向かいます。

お茶休憩が盛大です

農家さんたちは,10時と15時のお茶休憩に,茶菓子のほか,煮しめ(根菜類を甘辛く煮たもの)やおにぎり,漬物などが盛大に並べられます。
「作業の合間のちょっとしたお茶」をイメージしている市外の方には大変驚かれます。

生垣も茶の木を使われていました

茶畑以外にも茶の木はあって,家の生垣にも使われていることがあります。

武家屋敷では,背の高いイヌマキと背の低い茶の木の二重構造の生垣が見られます。

実家のお茶が一番美味しい」と,内心みんな思っています

「あそこのお茶は美味しい」なんて言うけれど,内心では,実家のお茶が一番美味しいとみんな思っています。

茶農家とお酒

一番茶を摘み取る瞬間まで霜の被害を食い止めるべく,防霜ファンを夜通し確認して回るので,その時期だけは,お酒を控える茶農家さんが多いです。

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