インフルエンザと感染性胃腸炎の流行発生警報が発令中です

更新日:2026年03月12日

公開日:2024年12月26日

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県内では,インフルエンザの流行発生警報が継続中です。
定点あたり報告数が,警報終息基準値(10.00)をなかなか下回りません。

また,加世田保健所管内では,感染性胃腸炎の流行発生警報も発令されました。
原因となる細菌やウイルスにはアルコール消毒が効きづらいこともあります。
こまめな石鹸手洗いを徹底し,汚染箇所の消毒には薄めた次亜塩素酸ナトリウム等を使用しましょう。

気を付けるポイントや予防方法については,以下の「鹿児島県ホームページ(インフルエンザについて)」や「鹿児島県ホームページ(南薩地域感染症情報)」をご参照ください。

インフルエンザ

インフルエンザにかからないためには

  1. 流行前のワクチン接種
    インフルエンザワクチンは,感染後に発症する可能性を低減させる効果と,発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
  2. 外出後の手洗い等
    流水・石鹸による手洗いは,手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり,インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症対策の基本です。
    インフルエンザウイルスはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
  3. 適度な湿度の保持
    空気が乾燥すると,気道粘膜の防御機能が低下し,インフルエンザにかかりやすくなります。
    特に乾燥しやすい室内では,加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
  4. 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
    体の抵抗力を高めるために,十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
  5. 人混みや繁華街への外出を控える
    インフルエンザが流行してきたら,特に御高齢の方や基礎疾患のある方,妊婦,体調の悪い方,睡眠不足の方は,人混みや繁華街への外出を控えましょう。
    やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には,ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
  6. 室内ではこまめに換気をする
    季節を問わず,また,新型コロナウイルス対策としても,十分な換気が重要です。
    一般家庭でも,建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により,室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。
    常時換気設備や換気扇を常時運転し,最小限の換気量を確保しましょう。

窓開けによる換気のコツ

  • 対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的
  • 窓が1つしかない場合は,部屋のドアを開けて,扇風機などを窓の外に向けて設置

インフルエンザにかかったら

  1. 人混みや繁華街への外出を控え,無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
  2. 咳やくしゃみ等の症状のある時は,家族や周りの方へうつさないように,飛沫感染対策としての咳エチケット対策を徹底しましょう。

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
たとえ感染者であっても,全く症状のない(不顕性感染)例や,感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気がつかない軽症の例も少なくありません。
したがって,周囲の人にうつさないよう,インフルエンザの飛沫感染対策としては,以下のことを心がけてください。

  • 普段から皆が咳エチケットを心がけ,咳やくしゃみを他の人にむけて発しないこと
    咳やくしゃみが出るときはできるだけ不織布製マスクをすること
    とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は,ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い,顔を他の人に向けないこと
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て,手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
  1. 安静にして休養をとりましょう
    特に,睡眠を十分にとることが大切です。
  2. 水分を十分に補給しましょう
    お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
  3. 高熱が出る,呼吸が苦しいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。

また,小児,未成年者では,インフルエンザの罹患により,急に走り出す,部屋から飛び出そうとする,うろうろと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあります。
自宅で療養する場合,インフルエンザと診断され治療が開始された後,少なくとも2日間は,小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。

インフルエンザにかかったら,どのくらいの期間外出を控えればよいのか?

一般的に,インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
そのためにウイルスを排出している間は,外出を控える必要があります。

排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが,解熱後もウイルスを排出するといわれています。
排出期間の長さには個人差がありますが,咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には,不織布製マスクを着用する等,周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

参考までに,現在,学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日(幼児にあっては,3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし,病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは,この限りではありません)。

感染性胃腸炎

例年初冬から増加し始め12月頃に一度ピークができた後,春にもう一つなだらかな山ができ,その後初夏までだらだらと続き,年によってはもう一度小さなピークができた後,減少していくという流行パターンをとっています。

12月頃にウイルス性,特にノロウイルスにが流行し,その後春頃にロタウイルスに流行します。
腸炎ビブリオなど細菌性のものやいわゆる食中毒によるものは夏期の原因になっています。

予防のポイント

種々の病原体に対する特異的な予防方法はありませんが,食中毒の一般的な予防方法を励行すること,ウイルス性のものに対しては,流行期の手洗いと患者との濃厚な接触を避けることです。

いずれの病原体においても院内,家庭内,あるいは集団内での二次感染の防止策を図ることが大切です。

食器や環境などの消毒のポイント

  • 感染者が使ったり,おう吐物が付いたりしたものは他のものと分けて洗浄・消毒する
  • 食器などは,熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか,塩素消毒液に浸して消毒する
  • ドアノブなども,塩素消毒液などで消毒する(塩素消毒液は金属腐食性があるため,ドアノブは消毒後,薬剤を拭きとる。)
  • カーテンや衣類を洗濯するときは洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いし,十分すすぐ
  • 85℃以上1分以上の熱水洗濯,塩素消毒液による消毒,高温の乾燥機使用などを行うと,より殺菌効果が高まる

おう吐物などの処理方法のポイント

  • 患者のおう吐物やおむつを処理するときは,使い捨てのマスクやガウン,手袋などを着用する
  • ペーパータオル(市販される凝固剤等を使用することも可能)などでおう吐物等を乾燥する前に除去し,その後,おう吐物の付着していた場所を,浸すように塩素消毒液でふき取る
  • ふき取ったおう吐物や手袋などはビニール袋に密閉して廃棄する(可能であればビニール袋の中で1,000ppmの塩素消毒液に浸す。)
  • 換気は屋内への拡散防止のため,おう吐物処理が終わってから空気の流れに注意して行う
  • 終わったら石けんを使って丁寧に手を洗う

詳しくは「政府広報オンライン(ノロウイルスにご注意!感染経路と予防方法は?)」をご参照ください。

その他の感染症

鹿児島県が実施している感染症発生動向調査結果(令和5年5月8日以降の新型コロナウイルス感染症含む)については,以下の「鹿児島県ホームページ(感染症発生動向調査結果(週別データ))」をご参照ください。

また,南薩地域は,「鹿児島県ホームページ(南薩地域感染症情報)」もあわせてご参照ください。

感染対策リーフレット

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