豊玉姫神社 水車からくり

更新日:2025年08月20日

公開日:2025年08月20日

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豊玉姫神社 水車からくりの様子

六月燈が行われた7月9日(水曜日)と10日(木曜日)に,恒例の豊玉姫神社の水車からくりが奉納され,多くの見物客で賑わいました。
今年の演目は,「因幡の白兎」。
この水車からくりは,江戸時代から始まったとされていて,国の選択無形民俗文化財になっており,毎年演題を変えて上演されています。
豊玉姫神社前を流れる田んぼの用水路を利用して水車を回し,その動力で数多くの歯車や糸を操って舞台上の人形を一度に動かす仕組みとなっています。
今年は梅雨明けが早かったため雨が少なく水車を回す水量が少量で,水車からくり保存会の方々も心配しておりましたが,無事上演でき,ほっとした様子でした。
昨今,米の高騰が続く中,この水車からくりの奉納により今年の米の豊作を祈りたいものです。

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