農薬の適正使用のお願い

更新日:2025年03月28日

公開日:2023年12月01日

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農薬は適正・安全に使用しましょう!

農薬は,使用する者の責任において,適正に使用することが,農薬取締法において義務づけられています。

また,農薬の飛散や適用作物の誤認等による不適正使用などにより,農作物の安全性を損なう事例が発生すると,使用者が過失を問われるだけでなく,産地の信頼を著しく失墜する事態になりかねません。

生産者の皆さんは,農薬を使用する際,下記事項に十分注意いただき,適正な農薬使用を徹底してください。

農薬を使う回数を減らしましょう!

  1. 栽培前に,病害虫に強い作物や品種を検討しましょう。
  2. 連作を避け,健全な土づくりや排水対策を心がけましょう。
  3. 病害虫や雑草の早期発見に努めましょう。
  4. 圃場周辺の環境整備に努めましょう。
  5. 気休め防除はやめましょう。
  6. 農薬を使用しない防除方法も組み合わせて,環境にやさしい病害虫防除に努めましょう。

農薬散布するときに心がけること

飛散防止対策

  1. 散布前に,隣接する畑の農業者等に周知を行いましょう。(黄色旗の設置)
  2. 通勤・通学時間や風の強い日は,散布を控えましょう。

農薬の適正使用・保管

  1. 散布をする時は,必ず保護具(ゴーグル,マスク,カッパ等)を着用しましょう。
  2. ラベルに記載された使用方法や注意事項を守りましょう。
  3. クロルピクリン剤等を使用する際は,人家や畜舎の近くでは使用はせず,施用後は必ず被覆を行うなど,十分な危害防止対策をしましょう。
  4. 同じ成分の農薬を連続して使わないよう,RACコードを確認し,ローテーション散布を心がけましょう。
  5. 農薬の最終有効期限が過ぎていないか確認しましょう。
  6. 農薬はカギのかかる保管庫で保管し,散布履歴を必ず記録・保管しましょう。
  7. 残っている農薬やボトル,消毒缶などの空容器等は,適正に処理しましょう。

残留農薬対策

  1. 散布器具(ノズル,ホース,タンク,ストレーナー)は,散布後に入念に洗浄しましょう。
    また,散布前にも確認,洗浄をしましょう。
  2. 収穫物と農薬が接することがないように(手袋やハサミ,コンテナ,軽トラ,出荷調製台などを介して農薬が付着しないように)細心の注意を払いましょう。

無人航空機(ドローン,無人ヘリ)での防除

  1. 無人航空機による空中散布を実施する場合は,航空法・農薬取締法で定めるルールを遵守し,事故のないように努めましょう。
  2. 無人航空機による農薬散布を行うためには,まず国土交通大臣の承認を受けましょう。

更に詳しく知りたい場合はこちら

農薬飛散防止の啓発用チラシ(南九州市農林技術連絡協議会農薬飛散防止対策部会)
農薬飛散防止の啓発用チラシ(南九州市農林技術連絡協議会農薬飛散防止対策部会)
ドローンによる農薬飛散防止の啓発用チラシ(南九州市農林技術連絡協議会農薬飛散防止対策部会)

この記事に関するお問い合わせ先

【農業振興課 生産流通指導係】
電話番号:0993-36-1111
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