ムツスジアシナガゾウムシの発生にご注意ください

更新日:2025年06月13日

公開日:2025年06月13日

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県内では,令和5年に大隅地域で初確認され,令和6年では,定植後のサツマイモで茎葉の被害,茶では新芽の被害が確認されています。

本年度でも大隅地域の一部地域で被害が確認されています。
(現在までに南九州市での被害は確認されていません。)

ほ場を見回る際は,以下の症状がないか注視してください。

ムツスジアシナガゾウムシの特徴

  • 成虫の背面は灰色地に黄色い縦筋
  • 成虫は,葉柄の部分を摂食し,食害を受けた葉は垂れ下がる。
  • サツマイモほ場では周縁部(外側の畝)に被害が多く認められる。
  • 幼虫はヒルガオ科植物の茎内(つる)で発育。さなぎを経て羽化し,脱出孔から茎外へ出る。
  • 寄主植物はサツマイモ,ノアサガオ等のヒルガオ科植物

ムツスジアシナガゾウムシへの対策

ムツスジアシナガゾウムシの発生に注意その1
ムツスジアシナガゾウムシの発生に注意その2
  • ほ場周辺のヒルガオ科雑草を除去し,環境整備に努める。
  • 葉柄の加害などを確認し,必要に応じて,成虫の捕殺や幼虫が寄生して膨らんだつる等を除去する。
  • 薬剤による防除(つるや葉柄など成幼虫が加害する部位に付着するよう散布する)

※農薬使用の際は,ラベルに記載のある登録内容及び注意事項を遵守してください。

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【農業振興課 生産流通指導係】
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