【国登録有形】旧陸軍知覧飛行場 着陸訓練施設鎮碇
間隔をあけて置かれた2つの鉄筋コンクリート造りの台形の上に半円形の構造物を乗せたような形で上部にワイヤーを固定するための器具の後があるの着陸訓練施設鎮碇の写真の拡大画像 (JPEG: 265.3KB)
どのくらいの高度で飛行機を設置させればよいのかを体感させる施設の一部です。約150メートル先に櫓があり,そこからワイヤーを引き,簡易な練習機を滑車で滑らして訓練しました。
当時の飛行機は両翼と機体後方の3箇所に車輪が付き,3輪とも同時に接地させる3点着陸でした。
うまく着陸できないと,機体がバウンドし,機体を傷めたり搭乗員が鞭打症になったりしました。そのくらいの高度で3点を接地させたらよいかを訓練するための施設跡です。
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更新日:2023年12月01日
公開日:2023年09月26日