相之浦

東シナ海に面し,硫黄島や遠く屋久島まで望め,河口を利用し陸地へ深く切れ込んだこの港は,相之浦・藍之浦・逢之浦(湊)・饗之浦などいくつかの表記を持つ中世から明治にかけて海上交易で栄えた港です。
港の岩をくり貫いてもやい綱を結び付けるための「めくい」,13世紀からの貿易陶磁品の散布地,海運の繁栄を思わせる蔵の並ぶ町並み,交易船の往来を管理した浦役所跡,琉球から伝えられた石敢當,船から荷を揚げるために岩場を掘り下げた掘割りなどが付近にあります。
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更新日:2025年05月22日
公開日:2025年05月22日